動脈硬化

動脈硬化は年齢を重ねるごとに進行します。買ったばかりのゴムホースが古くなって硬くひび割れていくのと同じようなイメージです。

動脈硬化性の疾患が増加しています。

日本人は長寿になりましたので動脈硬化による疾患が非常に増加しています。
日本人の3大死因は①心疾患 ②脳血管疾患 ③悪性新生物(がん)ですが、①心疾患と②脳血管疾患の多くは動脈硬化が原因の病気です。
動脈硬化は自分では気が付かないので、知らないうちに動脈硬化が進行して将来の重大な病気につながります。
特に急性心筋梗塞や脳梗塞は動脈硬化が原因である重大な病気の代表です。
このような病気になると健康長寿は難しくなります。

動脈硬化を防ぐには

年齢相応の動脈硬化は避けられませんが、動脈硬化をなるべく進行させないことが重要です。
動脈硬化の原因は一つではありませんが、動脈硬化を進行しやすくする因子を「危険因子」と呼んでいて、その中でも「高血圧」「高脂血症」「糖尿病」「喫煙」「肥満」は特に重要です。
こうした危険因子を多く持つ人ほど動脈硬化が速まることがわかっていますので、予防するためには危険因子をゼロに近づけることが重要です。

血管年齢を測定しましょう。

動脈硬化を予防することは健康長寿を達成するために重要です。
当院では血圧脈波検査装置(CAVI)という動脈硬化測定装置を用いて血管年齢を測定し治療計画を立てることができますのでお気軽にご相談ください。

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