心臓の冠動脈という血管の病気です。
冠動脈は直径2-4mmと細いため動脈硬化の影響を受けやすく、徐々に血流が悪くなると狭心症、急に閉塞すると急性心筋梗塞を発症します。
狭心症の症状
- 階段をのぼる、布団の上げ下ろし、重い物を持って歩くなどで胸が圧迫される症状が出現し、休むと症状は消失する。
- 夜間~早朝の安静時に胸が圧迫される症状が1分以上つづく。
急性心筋梗塞の症状
- 胸のあたりの漠然とした強い胸痛・圧迫感が突然出現して持続する。
- 症状はあごの痛みや腹痛の場合もある。
特に高血圧・糖尿病・高コレステロール血症・喫煙・肥満がある方がこのような症状を自覚した場合は狭心症や心筋梗塞を発症している可能性が高いです。
当院は心臓血管病専門ですので、疑わしい症状のある方はお気軽にご相談ください。