喘息にかかっている方の割合は5%といわれており頻度の多い病気です。
重い発作は命にかかわります。
喘息の症状
- 呼吸困難
- 咳・痰
- 喘鳴(呼吸でヒューヒュー音がする)
重積発作の症状
- 苦しくて話ができない・歩けない
- 顔色が悪い
- 意識が遠のく
喘息は「発作のない良い時期」と、「発作を起こす悪い時期」を繰り返す慢性の病気です。
症状がなくなったからといって放置すると再発する可能性が高いです。
喘息治療の目標は、「発作のない良い時期」をなるべく多くすることで喘息発作を起こしにい身体になることです。
喘息治療薬は吸入薬・内服薬が中心で、薬の進歩により喘息で死亡する例が非常に少なくなってきております。
また、標準的な薬でも治療できない難治性喘息に対しては、バイオ製剤と呼ばれる最新の治療薬によって重症喘息も劇的に治療できるようになりました。
当院では、必要な患者さまには呼吸機能検査を行いながら喘息管理をしております。また発作の強い方や重症喘息の方にはネブライザー吸入(霧のお薬)や点滴治療、バイオ製剤治療も行っております。是非お気軽にご相談ください。